高尿酸血症の食事療法について |
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高尿酸血症とは、血漿中の尿酸濃度が7.0mg/dLを超えるものをいいます。 |
痛風は高尿酸血症が持続した結果、関節内に析出した尿酸塩が起こす、結晶誘発性関節炎です。 |
治療せずに放っておくと、腎障害、尿路結石などの合併症を引き起こします。 |
痛風、高尿酸血症の食事療法について調べました。 |
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@ 標準体重(BMI 22)を目安に減量しましょう。 |
BMI=体重(kg)/身長(m)×身長(m) |
体重が増加すると、血液中の尿酸値が上昇するので、BMIが25以上の人は標準体重をめざし減量しましょう |
適度な運動は、肥満解消に有効です。その際、水分補給を忘れずに…。 |
短時間に体を動かす激しい運動は、逆に血清尿酸値を上昇させるので注意。 |
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A アルコールの飲みすぎに注意しましょう。 |
アルコールは尿酸の生成を促進します、さらに尿酸排泄も妨げるので控え目にしましょう。 |
飲酒量の目安 1日おきに次のいずれか一種類 |
ウィスキー・・シングル2杯 日本酒・・一合 ビール・・中瓶1本 |
・ビールに含まれるプリン体のおおまかな目安 |
一缶350mL換算(銘柄によって誤差がありますが・・) |
ビール・・・25mg〜35mg |
発泡酒、新ジャンル(第3のビール)・・・10〜20mg |
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B プリン体の取りすぎに注意 |
プリン体は尿酸を作る原料になります。できるだけ控えましょう。 |
・プリン体が極端に多い食品(食品100gあたり) |
干しいたけ 186.1mg 豚レバー 128.2mg 牛レバー 101.8mg |
・プリン体が多い食品(食品100gあたり) |
カツオ 90.3mg クルマエビ 85.8mg 大豆 84.0mg マアジ 72.4mg |
・プリン体の少ない食品(食品100gあたり) |
ほうれん草 26.6mg 精白米 12.6mg ウインナーソーセージ 19.7mg |
1日の総摂取量は300mgから400mgを目標にしましょう。 |
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C 尿のアルカリ化と尿量の増加に心がけましょう |
尿酸は、酸性尿(pH6.0未満)でとけにくく、中性に近い尿でとけやすい性質があります。 |
そのため、尿をアルカリにする成分を多めにとり、水分を多く取り尿量を増やし尿酸を溶けやすくしましょう。 |
1日の尿量は2Lを目指しましょう。 |
・尿をアルカリ化する食品 |
ひじき、わかめ、大豆、ほうれん草など。 |
・逆に尿を酸性化する食品 |
エビ、アナゴ、いわし、カレイなど。 |
これらを、参考にしながら、バランスのとれた食事を心がけることが重要です。 |
FROM:かもめ薬局 |