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嘔吐・下痢症について
最近話題の嘔吐・下痢症。感染予防などについては各医療機関、メディアなどでご存知の通りです。今回は症状と罹患したらということで調べてみました。
【好発年齢】
2歳以下ですが、どの年齢でも発症します。寒さが厳しい冬に流行します。また科学的根拠ははっきりとしていませんが、『O型、A型、B型、AB型』の順で罹りやすいと一部で言われているようです。
【症状】
嘔吐: 下痢症状より先にみられる症状で、元気で遊んでいた子供が急に吐き始めることがあります。発症してから数時間〜2日間位で治まってきます。
下痢: 個人差はありますが1〜2週間位続きます。
発熱: 乳幼児のほとんどが発熱しますが、2〜3日位で治まります。
痙攣: 中枢神経への親和性があり(特にロタウイルス)一過性の痙攣を起こすことがあります。
【治療】
ウイルスを手っ取り早く排除するような薬はありません。
《発症初期》
ぐったりとする理由の一番は嘔吐によるもので、まずは吐き気を止めることを考えていきます。吐き気が治まり元気が戻ってきてから水分を与えていきます。(吐き気が起こる時はゆっくりと徐々に)長い時間嘔吐が続き経口困難である時は点滴による輸液が必要になることもあります。固形物は12〜24時間ほど経ってから食欲がある場合に与えていきます。(もちろん消化に良いものを!)
《水分がとれるようになってから》
下痢止め・整腸剤にて下痢症状に対処していきます。強い下痢でなければ整腸剤にて様子を見る先生がほとんどです。下痢がひどくならないように食べ物も脂肪が多いものを避けていきます。ちなみに乳児に対してはミルクを薄めに作って与えたり、母乳では短時間で回数を増やして与えていきましょう。
*老人に対しては症状が出たら早めに受診されることをお勧めします。

FROM:あかね薬局


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