乗り物酔いの予防とくすり |
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昼間は暑さすら感じる新緑の季節、自動車などで遠出をされる計画をされている方も多いのではないでしょうか。自動車での移動につき物なのが乗り物酔い。そこで今回は乗り物酔いの予防とお薬についてご紹介します。 |
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◇乗り物酔いとは◇ |
乗り物酔いというのは動揺病のことです。車・船・列車などの乗り物で移動する際に起こり、吐き気・めまいを主として、しばしば頭痛・不快感・疲労感・発汗などの症状を示します。乗り物の揺れなどにより、耳の内側にある内耳が異常をきたすことで起こります。体が揺れにうまく対応できない幼児期から中学生初期くらいが、乗り物酔いにもっともなりやすいと言われています。 |
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◇乗り物酔い予防◇ |
以下のことに心がければ、ある程度の予防が可能です。 |
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なるべく揺れない席に座る(乗用車であれば助手席がよいでしょう) |
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頭や体をなるべく動かさない |
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背もたれにもたれる |
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本を読まない |
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換気をこまめに行う |
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遠くにある、動かないものを眺める(水平線など) |
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飲酒や喫煙を行わない |
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(いずれも吐き気を悪化させます。お子さんとの長期の移動中はなるべく禁煙を心がけましょう) |
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梅干や炭酸飲料を摂取する |
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ゲームや合唱などで気を紛らわせる |
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◇乗り物酔いのくすり◇ |
乗り物酔いのお薬には抗ヒスタミンが多く用いられています。抗ヒスタミン薬は副作用として眠気を催すものが多いため、運転手は服用しないようにしましょう。 |
分類 |
お薬の一般名 |
商品名 |
用法・用量 |
抗ヒスタミン薬 |
ジフェンヒドラミン +ジプロフィリン |
トラベルミン錠 |
1回1錠 内服 |
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ジメンヒドリナート |
ドラマミン錠 |
1回1錠 内服 |
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これらのくすりを、出発の30分から1時間前に服用します。上記のお薬は医師による処方を必要とする医薬品です。 |
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☆ 乗り物酔いを予防して楽しい旅行にしましょう! |
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FROM:みさき薬局 |