ハンドクリームについて |
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今年もまた、手あれ、かかとのカサツキが気になる季節がやってきました。 |
すでにお気に入りのハンドクリームをお持ちの方も多いかと思いますが、いろいろあって迷うという方のために、良く見かける成分の特性について書いてみました。 |
ハンドクリームを選ぶ際の参考にしていただけたらと思います。 |
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≪尿素≫ |
尿素は体内の水分を角質層に取り込む働きがあり、角質の硬い部分を取り去る作用があります。尿素の配合量が、10%と20%のものがありますが、効果の面から言うと20%のものが良く効きます。だだし、傷口があったり敏感肌だとピリピリ感があることがありますので、お子様や敏感肌の方には10%をおすすめします。 |
あと、尿素はバリア機能は低いので、保湿効果をプラスするためにワセリンやヒアルロン酸などが含まれたものを選ばれたら良いかと思います。 |
≪ヒアルロン酸≫ |
保湿効果の高い成分です。1gで約6リットルの水を保持することが出来ると言われているそうです。 |
≪ワセリン≫ |
ワセリンは油の膜を張って水分の蒸発を防ぎます。軽いカサツキ程度であればこれで充分です。値段も安いです。ただしベトツキ感があるのがたまに傷です。 |
≪ビタミンA≫ |
脂溶性ビタミンの一つです。皮膚の新陳代謝を高めることによって、皮膚表面の乾燥やカサカサを改善します。ビタミンAはビタミンEによって生体内利用が高められるとの報告があるので一緒に配合されたものを選ばれたら良いかと思います。 |
≪ビタミンE≫ |
血行を良くする作用があり、それによって皮膚の代謝も改善されます。 |
≪ヘパリン類似物質≫ |
炎症を抑える作用があるといわれています。ひび、あかぎれ等がある場合はこの成分の入ったものを選ばれたら良いかと思います。 |
≪プラセンタンエキス≫ |
最近話題の成分で牛の胎盤から抽出され、美白効果が期待できるようです。 |
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ワンラク上のハンドクリームをお求めの方はこのような成分の入ったものを選ばれたら良いかと思います。 |
≪セラミド≫ |
本来角質層に存在し、バリア機能を果たし、水分キープの作用があります。 |
≪高分子シリコーン≫ |
皮膚の上に薄い膜をつくり、水をはじいて手を守ります。ぬった後のべとつき感がないので、水仕事の多い方はこういうものを選ばれたら良いかと思います。 |
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最後に、やはり大切なのは日々お手入れを欠かさないということかと思います。寝る前等は特にたっぷりめに塗ってしっかりケアしてあげて下さい。 |
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FROM:なぎさ薬局 |